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釜石鵜住居復興スタジアム（撮影：2018年11月）

釜石は、市の東側にリアス式海岸の豊かな漁場をもち、昔から漁業が盛んな地域でした。また、江戸時代には近代製鉄業発祥の地となり、長く「鉄と魚のまち」として発展してきました
古くから津波の被害に遭ってきた釜石では、震災前から湾口防波堤が建設されていましたが、東日本大震災ではそれをも越えて市の中心部まで到達し、甚大な被害をもたらしました。人口3万人台の町で、死者・行方不明者が1000名を超えるほどの未曾有の災害を受けましたが、平成23年には「釜石市復興まちづくり基本計画」として10年間の計画期間と施策を制定し、実行してきました
2019年には、ラグビーワールドカップ2019の会場として釜石鵜住居復興スタジアムが選ばれ、この年のワールドラグビーアワード「キャラクター賞」は、釜石市が受賞するなど、復興のシンボルになっています