株式会社ファーストキャリア (FIRSTCAREER)
ファーストキャリア
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CASES取組事例

アセスメントを活用し、「個別特性」に合わせた現場育成

その他
現場の若手社員が担う業務は多様化してきていることから、「現場育成」についての難易度も高くなってきています。その状況の中、社員一人一人の特性を活かしきるためにも、従来通りの「画一的」な研修を実施するだけでは、これまでとは異なる「変革」が求められるようになってきました。同社においては、EQIを用いて若手社員の「行動特性」を可視化することから、現場の「コミュニケーション改善」にも取り組み、職場における「関係性改善」にもつなげていきました。

積極的な”支援・フォローアップ”を目指す

同社においては、これまでにおいても若手育成を「現場任せ」にせず、人事部からもコミュニケーションをとるなど、幅広いサポート体制を用意していました。ただ、基本的には現場からの報告を頼りに、「困ったときに相談に乗る」だけの受け身の存在となってしまいました。この状況を更に改善し、“攻めの存在”になるためにも、独自に新入社員の行動傾向や心理状態を把握し、問題が発生する前の予防的対策をとることを目指した施策を検討し始めました。

アセスメントによる”客観的な理解”を促す

そこで、取り入れた施策としては「EQI」を用いたアセスメントの導入でした。アセスメントを継続的に行いながら、専門のプロファイラーとの面談も実施しながら、定期的に若手社員の状態をしながら「可視化」することに取り組むようにしました。定量的に表れる情報だけでなく、その裏に潜む情報も含めて今の新入社員の状態を正しく捉えることに注力しました。結果の内容は”バイアスの無い情報”として、若手社員本人だけでなく、現場のOJT担当者や人事部門にも共有されるようにしました。

OJT担当者が”自信を持って”指導できる環境を整える

若手社員のアセスメント結果が共有されることで、OJT担当者が人事部に対して相談しやすくなり、心理的な負荷は大きく軽減されることになりました。また、OJT担当者もアセスメントを受け、自分のコミュニケーションや思考のクセを把握できたことで、日々の指導における改善策も検討しやすくなりました。OJT担当者や人事部が若手社員に対して、「どのように関わればよいか」について、明確な指針を立てやすくなったことから、悩みを抱えながら過ごす時期が大幅に短くなりました。そうすることで、結果的に職場における「関係性」も更に向上していくことにもつながっていきました。