2019年度リーダーズ・キャリア・キャンプ
TEX(True EXperience) In 南相馬
このイベントについて
・本プログラムでは、学生とスポンサー企業の社員が東北の南相馬市で『リーダーズ・キャリア・キャンプ– TEX』に参加し、チームを組んで難易度の⾼い社会課題解決に取り組み、切磋琢磨することを通じて、自身の志や働く意味を考える機会とします
・学生たちは、プログラムの中で、近い将来のロールモデルになりうる企業若手リーダーたちとの交流から、働くことや仕事についてより深く考え、自身の将来像をより具体的に描くキッカケを得ることができます
・企業側は、プログラムの中で学生たちのリーダー役を務め、学生たちのロールモデルとなることで、自身の世界観・仕事観や志を改めて見つめなおします。学生たちに善き影響⼒を発揮する過程で、将来のリーダーとしての研鑽を積むことができます
・通常の新卒採用活動ではアプローチしにくい“没頭層”の学生をターゲットとすることにより、未来のリーダー資質の⾼い学生たちが貴社に目を向ける機会を創出します
スケジュール
2019年11月13日
事前研修
2019年11月23日(土)~11月26日(火)
キャンプ
2020年2月25日(火)
事後研修
参加者の声
学生
企業
ビジョナリーリーダー
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・置かれている立場も境遇も違う人たちと交流することで多様な価値観に触れることができ、自分の価値観に気づき、見直す機会を充分に得ることができた。
・自分はほかの学生とは異なった経験を積んできたし、大量の書物と向き合うことで自己理解に努めてきたという自負があった。しかし、今回のTEXを通じて、そのような自分の感覚がいかに矮小なものかを思い知った。時間に余裕がある学生時代にこのような経験を一度はしておくべきだと思った。
・グループワークをするで、何よりも大切なのはお互いの信頼関係や仲間意識を構築することだと感じた。そのために自己開示を積極的に行い、他者理解にも努める姿勢を持つことが重要だと学んだ。2019南相馬参加者
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・新卒採用の場面で多くの学生とこれまで対峙してきたが、「この会社の人間」として接してきた。しかし、TEXにおいては「一人の人間」として、立場関係なく真正面から向き合うことが求められ、自分の価値観や仕事観を言葉にすることの難しさに直面した4日間だった。今回内省したことを、仕事に戻ってから周囲に伝えていきたい
・学生とどう接するか、どうリードしていくか、試行錯誤を繰り返した4日間だった。立場を越えてぶつかり合ったり共感しあうことが、リーダーとしてどれだけ大切なことか、痛感した。TEX後、上司から「自分の意見を今までよりも明確に発言するようになった」と評価を受けたが、TEXをきっかけに起きた自分自身の変化、が周囲へ影響を与える原体験となった
2019南相馬参加者
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・今回のTEXにおいて、①価値観の発見、②立場を越えたチームとしての達成感、③視野拡大、この3つが達成できた。震災以降、今もなお見えない脅威と対峙しているこの地域の現状を、五感で受け取ってくれたことが理由だと考えている
・今後のリーダーシップは、職位や職務経験でのマネジメントではなく、感性や志を持って人と向き合うことが求められる。TEXでの経験は、まさに今後のリーダーシップ発揮と同じことが求められ、参加者によって良い機会となったと考えている2019南相馬参加者
開催場所について
・東日本大震災により、沿岸部は津波による甚大な被害を受けたとともに、図示のエリアは原子力事故により、「放射能」という見えない脅威に今なお晒されています
・地図上の赤い円のエリアは、「福島第一原発20キロ圏内」で、事故直後に避難指示が出されました。2019年8月現在でも、「避難指示区域」に指定されています(上記黄色のエリア)。避難指示解除までに要した時間が、「“帰還”ではなく“再移住”」との言葉を生ませています
・この地域において、『ゼロから始める』という言葉の意味は、“町はあるが、人が一人もいなくなった状態から始める”ということでした。人がいない中で、何をすべきか・何ができるのか・誰がやるのか?という問いは、非常に大きいものです
・原発の廃炉まで40年かかると言われています。文字通り“長期”の取り組みになることを余儀なくされている地域です
・この地において、「社会課題先進地」を「社会課題“解決”先進地」に変えていこうと、日々奮闘する人たちがいます
学生向け募集要項・条件
・真剣に取り組み、やり遂げた経験をお持ちの方
社会人向け募集要項・条件
・採用担当者 / リクルーター