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2024.03.07
ファーストキャリアの社員が選ぶ!自社のオススメ研修コンテンツ4選をご紹介
「教育研修サービス会社に話を聞くといろいろな研修コンテンツを提案されるけど、本当にオススメの研修なの?」そんな疑問を持ったことはありませんか?そこで、今回はファーストキャリアで働く社員にアンケートを実施。実際に自分が聴講して役に立った研修は?気づきが多かった研修は?お客様にぜひとも提供したい研修は?など、本音ベースで意見を出してもらいました!
CONTENTS
目次
まず、今回アンケートに答えてもらったのは、入社1年目からマネジャークラスまで幅広い世代のファーストキャリア社員です。普段お客様と接している営業担当だけでなく、コンテンツ開発者やマーケティング担当メンバーなども含まれます。全社員に共通するのが「ファーストキャリアの研修が好きでたまらない!」ということ。そんな愛着のあふれる研修のなかでも、特に好きなコンテンツやオススメのコンテンツを各自挙げてもらいました。ここからは、上位3つのコンテンツをご紹介します!
島袋
こんにちは入社3年目、島袋です。今回は私がファーストキャリアを代表して、当社社員が好きな研修ランキングをご紹介したいと思います。
そして、コンテンツ開発担当の浪﨑さんからも、詳細や開発意図について教えていただきます。
そして、コンテンツ開発担当の浪﨑さんからも、詳細や開発意図について教えていただきます。
こんにちは、浪﨑です。長年コンテンツ開発やテキスト作成に携わっています。本日はよろしくお願いします。
浪﨑
第1位|仕事の意義やプロセスの本質的な理解が深まる「仕事の進め方研修」
島袋
さっそくですが第1位に選ばれたのは「仕事の進め方研修」でした。選ばれた理由として、「社会人の基礎が詰まっている」「実践型の研修なので自分事化しやすい」との声が寄せられました。私も本コンテンツを用いた研修に立ち会ったことがあるのですが、受講者が熱量高くワークに取り組んでいる姿が印象的でした!
たしかに、「仕事の進め方」は多くの企業が新入社員の導入教育期間中に扱う研修テーマですが、その重要性は単に講義で伝えても、現場で仕事をしたことのない新人にはあまり響かないんですよね。なので、私たちがコンテンツを作るうえでは、「いかに仕事の意義やプロセスを本質的に理解してもらえる体験をデザインできるか」という点を重視しました。
浪﨑
島袋
この研修で扱う仕事の進め方は、学生から社会人へと意識や行動を切り替えていくためにも、社会人として成果を出しつづけるために行動として定着させておきたいですよね。
ちなみに、仕事の意義やプロセスの理解を促すために、どのようなしかけを施したのですか?
ちなみに、仕事の意義やプロセスの理解を促すために、どのようなしかけを施したのですか?
インタラクティブな講義と実践演習を繰り返すというのが基本的な流れです。そのうえで、自発的な学びとフィードバックによる学びの2つを得られるようなしかけを加えています。
本コンテンツのねらいは、「G-PDCAサイクルを回すために必要な思考や行動を学ぶこと」。そして、「報告・連絡・相談の本質的な意味やコミュニケーションのノウハウを学ぶこと」です。
それらの目的を達成するために、サマリ作成やインターンシップ企画などのワークを取り入れることで、受講者自身に“自分事化”して考えてもらう工夫を行っています。
本コンテンツのねらいは、「G-PDCAサイクルを回すために必要な思考や行動を学ぶこと」。そして、「報告・連絡・相談の本質的な意味やコミュニケーションのノウハウを学ぶこと」です。
それらの目的を達成するために、サマリ作成やインターンシップ企画などのワークを取り入れることで、受講者自身に“自分事化”して考えてもらう工夫を行っています。
浪﨑
島袋
たしかに、受講者本人も自らの行動変容に気づきやすい印象があります。
社会人としてのスタンスを身をもって理解できる内容になっていますし、導入研修初期や配属前にぴったりの内容ですね。
社会人としてのスタンスを身をもって理解できる内容になっていますし、導入研修初期や配属前にぴったりの内容ですね。
第2位|リアルな仕事環境を体感できる「プロジェクトワーク型研修」
島袋
第2位に選ばれたのはプロジェクトワーク型の研修でした。これは2〜4週間の実践期間を設けながら、リアルな仕事環境を体感してもらえる構成が特徴的ですよね。この研修が選ばれた理由は「チームで主体的に成果を出す仕事体験ができる」「ビジネスにおける真の相手視点が理解できる」などが挙げられていました。
一般的な新入社員の導入研修では、知識のインプットがメインになることが多いですよね。なので、どうしても受け身のスタンスになりがちです。また、単発での研修の場合、その場での理解は深まったとしても、記憶が一時的になりやすく、現場に出るころには忘れてしまっているといった人事担当者のお悩みもよく伺います。そこで開発したのがこの「プロジェクトワーク」です。
「10年後の自社はどのような価値を社会に提供しているか」、「プロフェッショナル人材とはどのような人と言えるか」などの正解のない問いに向き合い、研修期間で得る情報やスキルを活用し、チームで主体的に成果を出すことの効果や難しさを実感してもらうことをねらいとしています。
「10年後の自社はどのような価値を社会に提供しているか」、「プロフェッショナル人材とはどのような人と言えるか」などの正解のない問いに向き合い、研修期間で得る情報やスキルを活用し、チームで主体的に成果を出すことの効果や難しさを実感してもらうことをねらいとしています。
浪﨑
島袋
導入研修への取り組み姿勢を能動的なものへ変えるだけではなくて、問いへのアウトプットを繰り返すプロセスの中で、それまでに習得した知識や学びの実践活用ができるということですね。
まさにそのとおりですね。単一スキルの習得というよりも、複数のスキルを統合的に活用する必要があるワーク構成です。受講者本人も成長実感を得られやすいのではないかと思います。
浪﨑
島袋
個人的には、左脳寄りの「思考力」と、右脳寄りの「チームビルディング力やコミュニケーション力」の双方を高められるコンテンツだと感じました。
そうですね。特にコミュニケーションスキルに関しては、コンテンツ開発においても力点を置いていているポイントですね。理由にもありましたが、ビジネスにおける本当に必要な「相手視点」とは何かを理解してもらう仕立てにしています。
異なる背景・特徴を持つ人との継続的な協働では何が大切なのかといった、単発の研修ではなかなか得られない学びが生まれる点が特徴的ですね。
異なる背景・特徴を持つ人との継続的な協働では何が大切なのかといった、単発の研修ではなかなか得られない学びが生まれる点が特徴的ですね。
浪﨑
第3位|関係の質や成果の質の向上に寄与する「DiSC®コミュニケーション研修」
島袋
第3位に選ばれたのはDiSC®を用いたコミュニケーション研修です。「対人コミュニケーションの方法論は多いが、とにかく内容がわかりやすい」「納得度が高く、相手に合わせた対応をすぐに活かしてみたいと思える研修だから」などわかりやすさやアプローチの明快さなどの理由が多く寄せられました。私も本研修を受講したことがありますが、自分自身の特徴や行動特性を明らかにすることができて、とても楽しい研修でした!しかも分析結果が的を射ていて、とても納得感の高い研修だったことを覚えています。
対人コミュニケーションの方法論は世の中にたくさんありますが、DiSC®コミュニケーションは特に自己理解や他者理解を深めるうえで、取り組みやすいツールだと考えています。当社が活用しているのは、HRD株式会社がコンテンツ提供するEverything DiSC®アセスメントなのですが、ただアセスメントを行うだけではないという点も特徴ですね。すなわち、お客様が抱える課題に則してさまざまな研修にアレンジできるため、各社様にフィットした研修を提供できるのではないかと思います。
浪﨑
島袋
まさに組織における「関係の質の向上」や、組織が生み出す「成果の質の向上」に寄与する研修なのではないかと感じました。
そうですね。ビジネスにおいてさまざまな人たちと協働しながら成果をあげるためには、コミュニケーションスキルが必要不可欠ですし、そのためには自己と他者の行動や価値観の違いをしっかりと認識することが大切です。本研修を通じて普遍的なスキルを学べるだけでなく、すぐに実践に移すことができることもポイントですね。
浪﨑
島袋
たしかに、実践度の高さという点で、私も本研修を受講後は部署のメンバーやお客様とのコミュニケーションの際に、相手のスタイルや特性をかなり意識するようになりました。特に関係が浅い方とコミュニケーションを行うときに、気を付けるべき点が明確になりましたね。
また、新入社員や中途入社社員の方に受けていただくことで、職場に馴染むうえで壁となりがちな、周囲の人との関係構築に役立ていただくことができるのではないかと感じます。
また、新入社員や中途入社社員の方に受けていただくことで、職場に馴染むうえで壁となりがちな、周囲の人との関係構築に役立ていただくことができるのではないかと感じます。
開発者のおすすめ|組織で育てる風土づくりを実現する「OJTトレーナー研修」
島袋
最後は番外編として開発担当の浪﨑さんおすすめの研修を選出していただきました!
はい(笑)ランキングからは少し外れるのですが、特に育成に欠かせないOJTトレーナーの方へ向けた研修を選ばせていただきました。
浪﨑
島袋
先日お客様先を訪問した際に、「職場内教育の重要性は理解しているが、教育の枠組みが整っておらず、OJT制度も形骸化してしまっている」といったご相談をいただいたんです。まさに「OJTトレーナー」のコンテンツがぴったりだと思い、即ご提案をさせていただきました。
同じようなお悩みを抱えていらっしゃる企業様は本当に多いと思います。職場内教育の肝は「組織で育てる風土」を作ることですが、なかなかうまくいかないケースが多いんですよね。
浪﨑
島袋
新人や若手の育成がOJT担当者任せになってしまったり、組織内での連携が図れていないケースをよく目にします。またせっかくOJTの仕組みを作っても、継続性がなかったり、計画的に進まなかったりといった課題も伺いますね。
当社の「OJTトレーナー」コンテンツにおいても、職場全体でどのようにトレーニーをフォローしていくかという点を重視しています。同時に、トレーニーの受け入れ前後から育成期間終了までの間で、それぞれのフェーズに適したマインドセットやスキルの付与を行うプログラムである点も特徴的ですね。
浪﨑
島袋
たしかに、OJT開始のタイミングだけでなく、制度の運用途中の各タイミングで必要なマインドを獲得することで、その後の育成に良い効果をもたらすことができますよね。
あとは、一般的なOJTトレーナー向けの研修ではコーチングのスキルに偏りがちな側面があるのですが、当社のコンテンツにおいては、心理的安全性や関係構築の要素を加えていて、“Z世代”の指導・育成を意識した構成にしている点もポイントです。
浪﨑
島袋
なるほど、さまざまなリサーチデータに基づく内容になっているんですね。トレーニーの育成にとどまらず、トレーナー本人の成長や可能性の最大化にもつなげることができそうですね。
そうですね。まさに、次世代リーダー人材候補を生み出すための施策の一環としても活用していただけるのではないかと思います。さらに本コンテンツを起点にお客様のOJT施策の全体設計に携わらせていただくケースも多々ありますので、点ではなく線の人材教育が実現できる点というメリットもありますね。
浪﨑
島袋
本日は詳しい話をありがとうございました。私からは以上です!
いかがでしたでしょうか?
このほかにも、ファーストキャリアでは、貴社の若手人材育成に寄与するさまざまなオリジナルコンテンツをご用意しております。テーラーメイド型で実効性の伴うソリューションのご提供を強みとしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。