レポート概要
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【2022 若手社員の成長志向に関する調査レポート】
調査対象:全国の 18~29 歳の会社員・団体職員(正社員)の男女
有効回答数: 300 名
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長引くコロナ禍、企業はその規模に関わらず、働き方、社内のコミュニケーション、若手社員の育成など、急速な変化に対応し続けてきました。手探りで対応するなか、そのしわ寄せが多岐にわたっていると実感する人が多い現状です。
一方、2020 年以降 3 年間はコロナ禍での入社となった新卒社員には、どのような影響があったのでしょうか。
本調査では、新卒1 年目~ 3 年目の若手社員の成長意欲や成長機会の実感、また、成長に対する考え方などの実態を明らかにしています。
調査結果から、若手社員の7 割以上に成長意欲があり、会社に成長機会があるとの実感も 7 割以上であるなか、従業員規模・年次別にみると、大企業の新卒 2年目では成長意欲を持つ人が 66.0 %、成長機会の実感も 64.0 %に留まるなど、新型コロナウイルス流行による影響のみならず、成長意欲低下をいかに防ぐかという課題が浮き彫りになりました。
一方、新卒 2 年目は研修への関心が高く、特に「プロジェクトマネジメント力」、「語学リテラシー」が必要であると考える割合が全体より高いことがわかりました。
「もっと成長機会が欲しい」と考える若手社員は7 割以上となり、モチベーションの高さがうかがえます。成長したいと考える若手社員と、社会変化のなかで若手社員育成に取り組む現場の方々の架け橋となれるよう、これからの人材育成や研修設計にお役立ていただける調査結果をご提示いたします。