PROJECT STORY
2020年に向けた
羽田空港現場活性化プロジェクト
  • ANAエアポートサービス株式会社
    業務部 グローバル人財戦略課 主席部員
    塩入 康夫様
    ※写真左から1番目
  • ANAエアポートサービス株式会社
    業務部 グローバル人財戦略課(当時)
    小倉 宏昭様
    ※写真左から2番目
  • ANAエアポートサービス株式会社
    業務部 グローバル人財戦略課(当時)
    伊東 恵理香様
    ※写真左から3番目
  • 株式会社ファーストキャリア
    営業本部
    雨森 松彦
    ※写真右から3番目
  • 株式会社ファーストキャリア
    代表取締役社長
    瀬戸口 航
    ※写真右から2番目
  • 株式会社ファーストキャリア
    人事企画室 マネージャー
    柳沼 翔子
    ※写真右から1番目
プロジェクトの概要
2020年に向けた羽田空港現場活性化プロジェクト
日本が世界に誇るハブ空港である羽田空港において、空港オペレーションを担うANAエアポートサービス株式会社。会社設立4年目(※インタビュー当時)を迎え、2020年オリンピックに向けて急速な規模拡大の中で、従業員数も飛躍的に増加し、将来会社の主軸を担う人材育成が大きな課題となっていた。
今回のプロジェクトでは、社員ひとりひとりが、当事者意識をもって自社の将来を支えていくという「意識変革」を目的に、「マネジメントの強化」と「若手社員の育成」という2つの観点から包括的な取り組みを推進した。「マネジメントの強化」では、新任マネジャーと次期マネジャー候補者向けの施策として、現場でのコミュニケーション力や思考スキルの向上を図り、それらを駆使して、現場の実際の問題解決をテーマにしたプロジェクトを半年間掛けて実施した。「若手社員の育成」では、現場での問題解決力向上の取り組みと、“自分たちが会社の主軸になる”という共通認識と自覚を促進する取り組みを実施した。
新入社員の問題解決プロジェクトから、社員全体の現場活性化プロジェクトへ
ファーストキャリアさんとのお付き合いが始まったのは、全日本空輸(以下、ANA)からの出向者向け総合職新入社員研修をお願いしたのが最初でした。出向者向け研修では、ANAグループの経営基盤でもある羽田空港で現場力をどう身につけ、ANAエアポートサービスにどう貢献するかをテーマに「問題解決プロジェクトワーク研修」を実施しました。この研修が受講者からも好評で、現場での改善活動も成果を上げていたので、ANAエアポートサービス全体の取り組みのご相談をさせていただこうと考えたのが、今回のプロジェクトの始まりでした。
当社は企業統合を経て2011年に設立された会社で、設立4年目を迎えたばかりでした。従業員数が急速に増加する中で、将来、会社の主軸となる人材をどう育てていくかが、大きな課題となっていました。「問題解決プロジェクトワーク研修」を通して、若手発信の現場活性化を継続して実施すると同時に、人材育成のためには、まず管理職層がしっかりしていなければならないという認識から、新任マネジャーを巻き込んだ施策の相談をしました。
何度か打ち合わせをする中で、新任マネジャー向けだけでは不十分なのではないかという疑問が浮上し、次期マネジャー候補層にも拡大を図ることになりました。実際、空港オペレーションという当社の業務上、現場に従事する社員数が多く、1人のマネジャーが80人近くの社員をマネジメントしなければなりません。当社にとって、マネジメント力の強化は喫緊の課題となっていました。
今のリーダーを鍛え、未来のリーダーを育む。そのカギは「若手社員」
新任マネジャー向け研修と次期マネジャー候補者向け研修の2つをセットで実施することが決まる中で、将来、会社の主軸となる人材を育てるためには、当然、その対象となる若手社員向け研修の必要性も出てきました。マネジャー層の研修と同時に、新会社設立一期生の若手社員向けの研修も実施することで、現場の若手社員と管理職の意識の違いやズレが顕在化できるのではないか。現場の若手社員の生の声を聞くことで、その声をマネジャー層に反映させることもできるのではないか。そして、2020年のその先の羽田空港を担う未来のリーダーづくりは今から始める必要があり、その主役は今の若手社員に他ならない。彼ら彼女たちこそが現場をリードしていかないと、羽田に未来はない、という結論に達しました。ファーストキャリアさんは、若手のプロでありながら、マネジメント層や経営の観点からも共に考えてくださりました。実際に3つの施策をセットで走らせることで、単発ではなく、面として効果をとらえることができる施策になったと思います。

若手社員向け研修では、社長を始め経営陣との対話の機会も設けました。受講者だけではなく、経営陣、人事部も含め、問題意識の共有化、共通言語の形成など、社員が一丸となって考えるきっかけになったと思います。今後は、今回の研修をどうバージョンアップし、継続させていくかが課題だと思っています。
ファーストキャリアさんは、私たちに寄り添って考えていただけるので、こちらが言わなくても汲んでくれるシーンが多々ありました。当社を本当に理解してくれているという印象を持ちました。受講者も、時に一緒に考えたり、話したりしてくれるので、研修会社の人というよりも、一緒に研修をやってくれている人という気持ちだったと思います。受講者の名前もよく覚えていただき、私たちでは引き出せない生の声を汲み取り、フィードバックしていただきました。今回の研修は、ファーストキャリアさんと一緒だったからこそ、できた研修だったと思います。